ものを接着させる物質とは?
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接着剤というものはいろいろな種類がある。
工作ならボンドとか紙の接着ならヤマト糊とか
ほかにも革用のものや、金属用のものもある。
ちなみに自分はスティック糊を良く使う。
今回はそんな接着剤、もとい粘着剤のニュースを
<大阪工業大>粒状の粘着剤を開発 工業分野で応用広く(毎日新聞) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)
こちらによると
押しつぶすと粘着するようになる小さな粒状の粘着剤を、大阪工業大の藤井秀司准教授らの研究グループが開発した。
ということである。
今回、気になったのは
この記事中にある
ガムテープやセロハンテープに使われる粘着物質は何であるか
である。
今回はあえてこの粘着剤の仕組みよりその根本に注目してみた。
- 接着の仕組み
接着の仕組みには
被接着物間に入り込み固化することで接着する機械的結合
ファンデルワールス力、つまり分子間の引力による物理的相互作用
化学結合による化学的相互作用
の3つがある。
- ガムテープのつくり
ガムテープはクラフト紙に水溶性の糊をつけたもの
水溶性の糊とはでんぷん糊、またはゼラチンとなっている。
ここで気になったことは解決してしまったのだがでんぷん糊について少し踏み込んでみる。
- でんぷん糊の接着の仕組み
機械的結合のかけあわせで接着している。
- 結局のところ?
あくまで推測の域を出ないが記事中の粒状の粘着剤はでんぷん糊、あるいはゼラチンを利用して粒状の接着剤を作っているようである。
この技術のこれからに期待したい。
以下、参考文献
3:のりの雑学 | トンボQ&Aカテゴリ | 株式会社 トンボ鉛筆
20151119 追記
リンクが404だったので修正しました。