技術的特異点とは?~人間が創造主になる日…その4
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人工知能はいずれ人間を超える。
それは
夢見る機械~人工知能、AIについて~ - みならい化学屋の実験室
でもお伝えしたとおりであるが
それを技術的特異点と言う言葉でそれを表現している。
今回はその技術的特異点の本質に迫っていきたい
目次
技術的特異点
技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、Technological Singularity)とは、未来研究において、正確かつ信頼できる、人類の技術開発の歴史から推測され得る未来モデルの限界点を指す。
強いAIが実現したときなのだ。
また、人間の知能を増強できるようになったときも未来モデルの限界点になる。
強いAI
強いAIとは人工知能が人間の知能・知識を超えたとき、人間の仕事が代替できるようになったとき、人工意識を持ったときに出現するとされている。
つまり技術的特異点後は従来の人間ではなく人知を超えたコンピュータ、または知能が増強した人間が技術開発をしていくとされ、従来の技術開発の進化速度ではないかたちで進化していくとされている。
提唱者
この技術的特異点という言葉を提唱したのがヴァーナー・ヴィンジとレイ・カーツワイルである。
前者は数学者、後者は発明家である。
二人は意識の開放によって現在の技術開発の未来モデル、つまり生物学的限界を超えて技術開発が進化するとしている。
カーツワイルはその速度を指数関数的であるという法則を発表し、これを収穫加速の法則と言う。
収穫加速の法則
収穫加速の法則とは
収穫加速の法則(しゅうかくかそくのほうそく、英: The Law of Accelerating Returns)とは、アメリカの発明家レイ・カーツワイルが提唱した、一つの重要な発明は他の発明と結びつき、次の重要な発明の登場までの期間を短縮し、イノベーションの速度を加速することにより、科学技術は直線グラフ的ではなく指数関数的に進歩するという法則。
としている。
簡単に解説すると重要な発明が出てくればくるだけ発明速度が速くなり、そのグラフは指数関数のようになるということである。
まとめ
人間より強い知性は人間に友好的とは限らない
その為技術的特異点の訪れに対し、あまり良い印象がないという学者もいる。
しかしながら2045年には人工知能が技術的特異点を迎えるといわれている。
目の前に迫っていてとめられるものではない。
今はただただ現在の人間に代わる知性が人間に友好的なことを願うばかりである。