みならい化学屋の実験室

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鼻血が止まらない!鼻血が出る原理とその対処法


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この時期よく鼻血が出ますよね・・・

実際、今も自分は鼻血が出たままエントリーを書いているわけなんですが・・・

今回は自分の鼻血を機に鼻血の出る原理とその対処法についてまとめたいと思います!

 

目次

 

鼻血

鼻血は医学的には鼻出血と呼ばれています。

字面の通り鼻からの出血です。

鼻血のメカニズム

鼻血には鼻に要因をもつもの全身疾患に要因を持つものの二つがあります。

鼻要因

鼻に要因を持つものは外傷や炎症が原因なことが多いです。

鼻のかみすぎ、こすりすぎ、ほじりすぎによる鼻血は外傷性となります。

炎症の場合は風邪が原因となる場合もあるんです。

しかしながら、いきなり鼻血が出ることもあります。

突然、垂れてくるタイプの鼻血ですね。

これは基本的にキーセルバッハ部位と呼ばれるところからの出血がほとんどなんです。

なお、突発性の鼻血は乳幼児に多いみたいですよ。

キーセルバッハ部位

キーセルバッハ部位は鼻中隔、つまり小鼻に分布しています。

静脈が高密度で分布かつ、粘膜が薄いため出血しやすい部位になっています。

全身疾患要因

この場合は重篤な場合が多いです。

循環器疾患や腎臓・肝臓病、血液疾患の疑いがもたれます、

循環器疾患

動脈硬化や高血圧であるとキーセルバッハ部位から出血しやすくなるんです。

つまり血管に問題が起きると鼻血が出やすくなるんですね。

腎臓・肝臓病、血液疾患

この場合の出血は専門医にかかるべきです。

なお、これが原因の場合は全身に他の症状も出ているはずです。

気になる症状があればすぐ病院へ!

その他の出血

上記、二つのパターンはキーセルバッハ部位からの出血です。

しかしながら、キーセルバッハ部位以外から出血する場合もあるみたいです。

例えば上顎ガンや頭蓋底骨折と言う可能性もあるので注意が必要ですね。

鼻血の対処法

基本的には小鼻を5分から10分抑えればとまります。

つまりはキーセルバッハ部位の圧迫止血ってことですね!

また、コットンなど清潔なやわらかいもので止血するのも有効ですが、その場合は先をなるべく細くし、奥まで届くようにすると良いらしいみたいです。

また、冷やすことも静脈を細くし、出血量を抑えられるため有効だと考えられます。

あとは血をなるべく喉にまわさないように配慮すべきですね。

これを怠ると気分が悪くなったり血圧が降下してしまう可能性があります。

血って消化されないんですよね・・・たしか

もし、上記の方法でもとまらずに大量の出血が見られる場合は専門医の診察が必要です!

まとめ

たかが鼻血、されど鼻血

すぐにとまれば何でもないですが大量の場合は注意が必要です。

実際、とまらないとなかなかにあせりますよね。

ちなみに自分の鼻血はエントリーを書いている最中に止まりました。