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みならい化学屋の実験室

軸がぶれ始めている一応科学ブログだけどほとんど雑学ブログ

油井さん、地球に帰還!油井さんを乗せたソユーズ宇宙船とは?


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これは日本のロケット

宇宙飛行士の油井亀美也さんが2015年12月11日、カザフスタンに帰還した。

油井さんは2015年7月から5ヶ月間、国際宇宙ステーションISSで長期クルーとしての任務にあたった。

この7月に宇宙に旅立つときも、そして帰還したときも油井さんを乗せたのはロシアのソユーズ宇宙船である。

今回はそのソユーズについて迫っていきたい。

 

目次

 

ソユーズ宇宙船

ソユーズ宇宙船はロシアの宇宙船である。

そもそもロシアの前身ともいえるソ連の宇宙船なのだ。

ソ連

もしかしたらソ連をご存じない方もいらっしゃるかもしれない

なぜならソ連崩壊1991年であり、今から24年前であるから

ソ連は正しくは「ソビエト社会主義共和国連邦」といい、

1922年から1991年まで存在したヨーロッパからユーラシアにまたがるマルクス・レーニン主義国家である。

モスクワに中央を置く共産党一党独裁国であった。

いわゆる社会主義陣営、東側のリーダー国家であった。

そしてアメリカを始めとするいわゆる資本主義陣営、西側諸国と冷戦と呼ばれる間接的な戦いを繰り広げた大国であった。

その戦いの一つに宇宙開発があった。

それに際して開発されたのがソユーズ宇宙船である。

ソユーズ

ソユーズは前述の通りソ連、およびロシアの最大3人乗りの宇宙船である。

もともとはソ連の有人月旅行計画のために開発されたというがそちらには利用されず、ミール、ISSなどの宇宙船への輸送に利用されている。

構成としては

軌道船

帰還船

機械船

の三つがある。

軌道船

一番前方に存在するモジュールで主に乗り込み口、かつ出口である。大気圏突入のときは燃え尽きる。

帰還船

真ん中に存在するモジュールで地球に再突入するときに使われる。

スペースシャトルのような再利用を考えた設計にはなっていない。

機械船

一番後方に存在するモジュールで燃料タンクと太陽光電池を備える。こちらも大気圏突入で燃え尽きる。

ロケット

アメリカのスペースシャトルがそうであるようにソユーズも打ち上げにロケットを利用する。

これは基本的に大陸間弾道ミサイルを利用している。

そのためソユーズではなく爆薬、例えば核弾頭を詰め込めばそのまま核ミサイルになるものを利用していたのである。

ここにも冷戦の影が見られるのだ。

ソユーズの優位性

ソユーズはなんといっても設計が古い

しかしながらそこが利点なのである。

古い設計だからこそ改修が極限まで行われているのである。

そのおかげか30年以上死亡事故が起きていないのである。

つまり、安全性が高いのである。

油井さんもその点は安心して帰還できたことと思う。

また、経済性もすぐれている。

まとめ

ソユーズは今でこそアメリカの宇宙飛行士や日本の油井さんのように西側諸国の方も利用しているが

昔は冷戦の一つ宇宙開発を担っていた宇宙船だったのだ。

そのソユーズを元東西両陣営の人が使っている。

これは冷戦が終わって平和な宇宙開発が始まった象徴である。

PS

油井さんお疲れ様でした。

 

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