みならい化学屋の実験室

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SNSはなぜ社会に対し莫大な価値を持つのか


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皆さんtwitterfacebookなどのSNSは登録されているだろうか?

SNSのメインは人とのつながりを構築することであることは言うまでもない。

しかしながら、それはあくまで表向きのサービスであることをご存知であろうか?

こういった書き方をすると少し陰謀論のようになってあまり良くない気もするのだが

 

目次

 

SNSはなぜ社会に対し莫大な価値を持つのか

SNSの目的

SNSソーシャルネットワーキングサービスは最初に説明した通り、

人とのつながり、つまりはコミュニティを作るツールである。

そのサービスの結局の核はリアルタイムの自己発信といえよう。

twitterにいたってはそれがサービス自体の核となっている。

リアルタイムの自己発信

ここでリアルタイムの自己発信と言う点に注目してみたい。

これはつまり登録してる1人1人が

今、何をしているのか

今、何に興味があるのか

今、どこにいるのか

などなど「今」がすべて分かる上

それがすべて集積されている。

それはつまり「ビッグデータ」になりうるのである。

ビッグデータ

ビッグデータとは総務省|平成24年版 情報通信白書によると

ビッグデータを「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」

としている。

また

ビッグデータは、どの程度のデータ規模かという量的側面だけでなく、どのようなデータから構成されるか、あるいはそのデータがどのように利用されるかという質的側面において、従来のシステムとは違いがあると考えられる。

としている。

つまり、ただの「データ」とは違う!ということなのだ。

どのようなデータから構成されるか

上で述べたとおり、SNSからのデータや、ブログ、通販サイトでの購入履歴、検索履歴、動画共有サイトの再生履歴などがビッグデータとして利用されている。

また、これからはSuicaPASMOなどの乗車履歴、購入履歴、ガジェットによるセンサーを用いた生体データも利用されるとしている。

どのように利用されるか

非常に幅広い範囲で利用されている。

例を挙げるとネット広告の適正表示、通販サイトのおすすめ商品の適正表示などがあげられる。

現実世界でも地域にあった広告、地域にあった商品の陳列、在庫数なども出来るかもしれない。

なぜ、”ビッグ”データなのか

同じく上記のリンクより

事業に役立つ有用な知見」とは、「個別に、即時に、多面的な検討を踏まえた付加価値提供を行いたいというユーザー企業等のニーズを満たす知見」

としている。

「個別、即時、多面的」

このような某牛丼屋の「早い、安い、うまい」のような条件を満たすには上記リンクより

「高解像(事象を構成する個々の要素に分解し、把握・対応することを可能とするデータ)」、「高頻度(リアルタイムデータ等、取得・生成頻度の時間的な解像度が高いデータ)」、「多様性(各種センサーからのデータ等、非構造なものも含む多種多様なデータ)」

の三点が必要になるらしい。

その三点を満たすための基本要素こそが

莫大なデータ量なのである。

そこから"ビッグ"という言葉は来ている。

まとめ

SNSのデータはビッグデータに直結しているのである。

これこそがSNSの裏向きのサービス、もといSNSのデータの利用のされ方の一つなのである。

何も考えずにつぶやいたことが

自分に対して適正な商品、サービスの提供のために役立てられているということはなかなか感慨深いものである。